骨盤底筋を鍛えるヨガ教室に参加して下さった、40代の方の感想です。

 

今年45歳になった私は、更年期に突入。これまで漠然とした知識と、まだまだ大丈夫!という、根拠のない自信で過ごしていました。

趣味は登山。心地良い疲れの中下山し、途中くしゃみを1つ。「あっ!!」と少量の尿もれ・・・。筋肉疲労のせいなのか?それとも最近気になっているぽっこりお腹のせいなのか?

家の近くのドラッグストアで買い物中に「尿もれがあるのだけれど、どのおりものシートを選んだらいいのかしら・・・」と高齢の女性に声を掛けられたことをふっと思い出しました。

丁度その頃、ネットで骨盤ヨガ体操を見つけ、これはタイミングと思い参加することをすぐに決めました。

 

10回のコースを終えて思うことは、「体で感じる学びは、心に浸透し、生活に変化をもたらす」ということです。

体操の途中で取り入れられる「やすらぎのポーズ」。腹式呼吸の静かな時間に10~15秒くらい、私は記憶を失いました。眠ってしまったのです。このような体験は初めてで驚いてしまいました。

そしてヨガによって、体の中の血流がじわ~と手足の末梢へ流れ、細胞が元気になっていくイメージが浮かび、自分自身を労わっている感覚を体験しました。平熱36.2℃の私も、もっと体温を上げて、冷え防止をしなくてはいけないことも知りました。

1番意識させられた体操は、骨盤底筋を直に鍛える体操でした。バスの中や犬の散歩中、買い物レジを待つ間や洗濯物をたたみながら、TVを見ながら・・・ ちょっとした生活のすき間に動かしています。継続することで変化が生まれると信じ続け、今も取り組んでいます。

 

女性として更年期をどう捉え、乗り越えるのか?

今回の学びを得て、また同じ悩みを語る仲間を得て、前向きな心が芽生えている自分に気付きました。学び、体験する楽しさ、励まし合って取り組む新しい感覚、仲間ができるコミュニティー、どれも新鮮でした。

女性は更年期に入り、まだまだ進化し続けられる。退化していくという捉え方とサヨナラして、もっと前向きになれたら素敵だと思いました。

進化の反対は保守とも感じる今日この頃です。